ねこのおしごと

いつでも自由気ままに生きている猫は何を思い何をするのか?TV・雑誌と各メディアに展開中!

優しい老猫フサボン 火葬してもらって骨になる

動物病院へ連絡する

あれじゃん?

猫月さんちのフサボンが

死んじゃったじゃん?

 

なんでなの?

なんで、フサボンが死なないと

いけないの?

 

うわーん。

 

超泣いたし!

脱水状態になる程超泣いたし!

 

でねぇー、あんまり眠れなかった。

 

そんで朝起きたんだけど

目が覚めた瞬間

 

あー、夢じゃ無かったんだ・・・

 

って、超切なくなったし!

 

フサボンにおはようって

言って、パン食べたし!

 

猫月さん今日は忙しくなるし

しっかりしないとだし!

って。

 

そんでー、まずねぇーお世話になった

動物病院へ電話したの。

 

フサボンが亡くなりましたって。

 

先生が電話に出てくれてさー

なんか言ってた。

 

猫月さんってあれじゃん?

男子の言う事って基本頭に

残らないじゃん?

 

でねぇーカルテを処分して

もらったの。

 

ってかさー、3100円もした

吐き気止め1回飲ませて

それ結局吐いて、超無駄に

なったんですけど!

 

うわーん。

 

動物病院に行ってる最中に

フサボン1人にさせちゃったし

結局吐いて辛い思いを

させちゃったじゃんかよー。

 

うわーん。

火葬場に電話をする

猫月さんはねぇー、火葬してもらう派なの。

そんでさー、火葬してくれるところに

電話した。

 

フリーダイヤルでお繋ぎされた。

 

でさー、猫月さんフサボンを

ずっと見ていたいけど、超悲しいから

出来るだけ早く火葬をお願いしたの。

 

そしたらねぇー、2時に来てくれって。

 

猫ちゃんのお名前はって聞かれて

 

「フサボンです」

 

って言ったらなんつったと思う?

 

「フサボちゃんですか?」

 

いやいや、フサボンだって。

 

ん!が最後につくんだって。

 

そんでねぇー、バスタオルと

大好きだったごはん。

お花を持ってきてくださいって。

 

お花は無くてもいいってさ。

 

あれー?

前は一昨年の先代コテツの時は

大好きだったおもちゃって言われたけど

何気に曖昧なんだよ。

 

そんでさー、

 

「では、2時にフサボちゃんを

 お待ちしています」

 

って最後に言われたし!

 

ん!

入院してるママの所へ

ほらあれじゃん?

ママ絶賛入院中じゃん?

 

もう2ヵ月くらい面会出来ない

状態だけど、絶対に最後に

お別れの挨拶しないと精神の病気だって

言っても後悔すると思うんだよね。

 

だけど、ショックで状態が

悪化するかもしれないし・・・

 

んー?

って、悩んだけど一応フサボンを

連れて病院に行ったの。

 

でさー、看護師さんに話したの。

どーでしょーか?

って。

 

そしたらねぇー、丁度お昼の

流動食最中だったけど、

ママはフサボンに会いたいって

言ってますって。

 

でー、20分くらい待って下さいって。

2ヵ月ぶりにママと会う

でさー、面会室で待ってたら

コンコン!ってノックされて

ママの登場!

 

車いすに乗ってダウンコート来て

鼻からチューブつけてた!

 

あーあーあーあー。

えっと、ママになんて声を

かけていいやら・・・

 

ママにフサボンが亡くなっちゃった。

フサボンはママが退院するまで

頑張ってくれたけど、ダメだったよ・・・

 

そう言うとママの目から涙が

流れてた。

ママとフサボン

でさー、なんて言うの?

いいじゃんねぇー?

面会室までフサボンを連れてきても。

 

だけどねぇー、ダメだって。

 

そんなんで、病院の入り口で

会わせてくれるって。

 

看護師さんがママを車いすで

運んでくれて、猫月さんは

フサボンが乗ってる86さんを

ぶぉーん。って玄関の真ん前まで

持ってきて、段ボールに入った

フサボンを助手席からママに所へ

連れて行ったの。

 

ママの膝の上に段ボールを

のせて、バスタオルで隠れてる

フサボンを見せると、ママが

大きな涙を流した。

 

で、震える手でフサボンを撫でて

超泣いたし。

 

猫月さんも超泣けてきたし!

 

看護師さんは少し離れた所で

待っててくれて、ママと

うわーん。うわーんって

泣いたし。

 

ママがフサボンの手を握ろうと

するんだけど、フサボンはカチカチに

なってて、うわーんってなった。

 

で、ママが居ないと寂しいから

頑張ってごはん食べて帰って来て。

って言った。

 

他の子達も待ってるからって。

 

そしたら、ママが今から一緒に

帰りたいってうわーんって泣くし。

 

うわーん。

 

ママに早く帰れるようにしよ?

これから火葬してくるから

早く帰って来てフサボンと

お話いっぱいしてあげてって。

 

うわーん。

 

で、ママは病棟に戻って行った。

火葬場に向かう

もうさー、冷たくてカチカチだけど

見た目は普通に寝てるみたいだし!

 

うわーん。

 

火葬場が近くなるよー。

 

フサボンがぁー。

 

うわーん。

 

って、運転してる最中

前が水滴で見えづらかったし!

 

雨が降ってたし!

 

で、いつもはぶっ飛ばすんだけど

超アクセル緩めでゆっくり時間をかけて

火葬場へ向かったの。

お経をあげてもらう

でねぇー、どるぅーん。

どるぅーんって、山奥の

砂利が敷いてある駐車場に

86さんを止めたの。

 

もうさー、足の裏が汚れるんだよね。

砂利成分が少なくて泥ってるんだよ。

 

そんで、事務所に行ったの。

 

そこにはねぇー、沢山のペットの

写真とか折り鶴があって、最後の

お別れをする場所があんの。

 

で布のテーブルに向い合わせで座って

テーブルの上にフサボンを乗せるの。

 

「まぁー、大きな子ですねぇー」

 

なんて言われたんだけど

 

「メインクーンなんですけど

 大きくは・・・」

 

って言ったら、なんつわれたと思う?

 

「なら小さい方ですねぇー」

 

どっちなんだよ!

 

でー、

 

「丸まっちゃってるからねぇー」

 

って、フサボンをグイグイ!って

伸ばしてくれた。

 

「ちょっと抱っこしてもらって

 いいですか?」

 

って言われてフサボンを

持ち上げたんだけど、置物みたいに

カチカチだったよ。

 

うわーん。

 

で、バスタオルを敷きなおしてくれて

フサボンの顔だけが見える様に

包んでくれた。

 

チーン!

 

ってなに?

あのお仏壇によくあるヤツ。

 

猫月さんちお仏壇システム無いから

名前知らない。

 

金属のチーンって鳴るヤツ。

 

でねぇー、

 

「お線香でいい香りをつけます」

 

って、フサボンの周りに

お線香をクルクルして、

猫月さんにお線香を渡して

猫月さんもフサボンの周りを

クルクルして、そのお線香の

下の方から砕いて、フサボンに

振りかけるの。

 

そしたら、数珠を渡されて

唐突にお経が!

 

ナムナムナムナムゥー。

ナァームナムナムゥーウゥー。

 

うわーん。

フサボーン!

火葬が始まる

でねぇー、火葬するのは

違う建物になってて

 

「じゃー、最後にお兄さんが

 抱っこしてあちらへどうぞ」

 

って、猫月さんの腕に

フサボンを渡されたの。

 

うわーん。

 

フサボーン。

 

猫月さんおでこにちゅーしてあげた。

 

でさー、鉄の扉の窯を開けて

やだぁーん。

フサボンがぁーって、なったんだけど

火葬場の人にフサボンを渡して

窯の中に入れられた。

 

でねぇー、缶詰を持って行ったんだけど

窯の中にティッシュを敷いてそこに

中身を出してあげたの。

 

そんでー、血統証書も一緒に

燃やしてもらうの。

 

なんかー、思い出に取っておきたいけど

フサボンを証明するものだし、天国に

持って行かないとダメじゃん?

 

うわーん。

 

そしたらさー、火葬場の人が

鉄の扉をゆっくり閉めて、

スイッチを押すの。

 

ヒューン!

 

なんかタービンが回る!

 

フゴォーー!

 

いやぁー!

オレンジの光が隙間から

見えるし!

 

火葬場の人と手を合わせて

フサボンの肉体が空に帰って行った。

事務所でお支払いとか

で、その建物の煙突から

煙がもくもく出るのを

見ながら事務所に戻ったの。

 

今度は事務手続きだよ。

 

名前と住所と電話番号を書いて

お会計した。

 

そんでー、お骨はどうしますか?

って聞かれたの。

 

合同のお墓もあるんだけど

猫月さんは家に居る他の子達と

一緒にしてあげるシステムだから

連れて帰りますって言った。

 

でー、5時頃お迎えに来てくださいってさ。

フサボンを迎えに行く

ママに頼まれてたプリンとか

ヨーグルトとか水とかオムツを

買い物して、医療センターに

届けて、あっと言う間に5時になった。

 

でー、また足の裏を汚して

86さんが汚れる所に行ったの。

 

事務所のテーブルには

フサボンの骨が並べてあった。

 

そんで、これは頭です。

これは肩甲骨です。

これはあんよです。

これは背骨です。

これは爪をしまう所の骨です。

こー、モミモミしてたでしょ?

 

うわーん。

そーゆー事言わないでぇー。

 

これは指の骨です。

これはしっぽの骨です。

長かったですねぇー。

 

うわーん。

だって、フサボンのしっぽは

超フサフサなんだもん!

 

全部きちんと説明してくれたけど

今回は仏のなんかが無かった。

 

なんかねぇー、仏様が手を合わせてる

そんな形の骨が出てくる事があるんだよ。

 

そんでー、桐の箱に足の骨から

入れていくの。

 

超丁寧に入れてくれて、白い布で

包んでくれて、なんて名前なの?

かぶせる袋。

 

それを何種類の中から選んだ。

フサボン無言の帰宅

まぁー、フサボンは鳴かない子だから

いつも無言ですけどね!

 

そんでー、今は猫月さんのそばに居る。

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しばらくはここに居るシステム。

 

お花が届く

 

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ありがとうございます!

 

早速フサボンに見せてあげないと!

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なんか、超存在感あるんですけど!

 

そんで猫さんが遊ぶヤツ

ついてるし。

 

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超いい匂いがするし!

 

フサボンよかったねぇー。

 

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きゃーっ!

 

コテツが花びらを食べ始めるし!

 

うん。

このお花は猫さんの届かない場所に

置くことにしよう。

それでも猫と暮らす

もうねぇー、超悲しい事なんだけど

それって、今まで超楽しかったから

こんだけ悲しんだよ。

 

もう猫月さん全然平気ですから!

沢山泣いてしっかりお別れできたから!

 

シグレにノルにコテツ。

 

みんなとまだまだ楽しい時間を過ごすから!

 

フサボンまたね!

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最後まで読んでくれてありがとう!

スターとかコメントほしいです!